ピアノの始め方9

60代から始めるピアノ|遅くない理由と無理なく続けるコツ

60代からピアノを始めるのは遅くありません。楽譜が読めなくても大丈夫な理由、1日10〜15分から始める練習方法、無理なく続けられる教室選びのポイントを解説。体験レッスンで確認したいことも紹介します。

ピアマップ編集部

「60代からピアノを始めても大丈夫?」「楽譜を読めないけれど平気?」「指がうまく動かなかったらどうしよう」

新しい趣味としてピアノに興味はあっても、年齢を考えて迷ってしまう方は少なくありません。しかし、60代からでもピアノを始めて楽しむことは十分できます。ピアノは年齢に関係なく、自分のペースで続けられる習い事です。

この記事では、60代からピアノを始めるメリットと、無理なく続けるための練習方法、教室選びのポイントを紹介します。

60代からピアノを始めても遅くない

ピアノを始めるのに「何歳まで」という決まりはありません。プロを目指す場合と趣味として楽しむ場合では必要な練習量が大きく異なり、60代から趣味として始めるなら、目標は自分で自由に設定できます。

  • 好きな曲を1曲弾けるようになる
  • 楽譜を少しずつ読めるようになる
  • 昔好きだった曲を弾いてみる
  • 家族や友人に演奏を聴いてもらう

「上手になること」だけを目的にせず、音楽を楽しむことそのものを目標にできるのが大人のピアノの魅力です。同世代から始める方の様子はシニアから始めるピアノでも紹介しています。

60代からピアノを始める3つのメリット

1. 自分の好きな曲に挑戦できる

クラシックに限らず、映画音楽、昔のヒット曲、歌謡曲、ジャズなど、好きなジャンルを選べます。「この曲を自分で弾いてみたい」という気持ちは、練習を続ける何よりの原動力になります。

2. 自分の時間を楽しめる

仕事や子育てが一段落し、自分のための時間を持ちやすくなるのが60代。忙しさに追われるのではなく、自分のペースで音楽と向き合う時間を作れます。

3. 新しいことを学ぶ楽しさがある

楽譜を読み、鍵盤を覚え、少しずつ曲が弾けるようになる。「昨日は弾けなかったところが今日は少し弾けた」という小さな変化を積み重ねる過程そのものを楽しめます。

楽譜が読めなくても、指が動かなくても大丈夫

「音符なんて何十年も見ていない」という方も心配ありません。ピアノ教室には、楽譜の読み方から丁寧に教えてくれる初心者向けのレッスンがあります。まずは中央の「ド」を覚え、実際に鍵盤を弾きながら少しずつ音の位置を広げていきます。

指がスムーズに動かないのも、始めたばかりなら年齢に関係なく珍しいことではありません。

  • ゆっくり弾く
  • 片手ずつ練習する
  • 短いフレーズに分ける
  • 指番号を確認する

といった方法で少しずつ慣らし、速く弾くことより無理なく正確に弾くことを優先するのがおすすめです。手や指に痛みを感じたら練習を中断し、違和感が続く場合は専門家への相談も検討しましょう。

練習は1日10〜15分から

最初から長時間練習する必要はありません。まずは1日10〜15分程度から始めてみましょう。

時間内容
5分音階や指の練習
5分レッスンで習った部分の復習
5分好きな曲

短時間でも継続することで、少しずつピアノに慣れていきます。

レッスン頻度は月2回も選択肢

「自分のペースでゆっくり楽しみたい」という方には、月2回程度のレッスンも選択肢になります。予定を調整しやすく、自宅でじっくり練習する時間も取れます。一方、毎週見てもらいたい方や練習の習慣を作りたい方には週1回も向いています。詳しくはレッスン頻度は月2回と週1回どちらがいい?で比較しています。

重要なのは、無理なく通い続けられる頻度を選ぶことです。

60代からの教室選びと体験レッスン

教室を選ぶときは、次のポイントを確認しましょう。

  • 大人・シニアの指導経験がある講師か
  • 楽譜が読めなくても始められる初心者向けコースがあるか
  • 好きな曲をレッスンに取り入れられるか
  • 自宅から無理なく通える場所か

ピアマップ掲載の東京都内の教室では約85%が体験レッスンを実施しています。体験では、講師の説明が分かりやすいか、質問しやすいか、自分のペースに合わせてくれるかに加えて、「ここなら長く通えそう」と感じるかを確かめてみましょう。

自宅の楽器は電子ピアノも便利

自宅にピアノを置く場合は、音量を調整できてヘッドホンも使え、調律が基本的に不要な電子ピアノも便利な選択肢です。住宅環境や学ぶ内容によって適した楽器は変わるため、電子ピアノで十分?も参考に、購入前に講師へ相談すると安心です。

まとめ:60代からの1曲目が長く続く趣味の入り口に

60代からでもピアノを始めるのは決して遅くありません。楽譜が読めなくても、指が思うように動かなくても、初心者向けのレッスンから少しずつ始められます。

  • 大人・シニア向けの教室を選ぶ
  • 好きな曲を目標にする
  • 無理のないレッスン頻度と短時間の練習から始める
  • 周りと比べず、昨日の自分より少し弾けたことを大切にする

「いつか弾いてみたい」と思っているなら、まずは体験レッスンで鍵盤に触れてみましょう。60代から始めた1曲目が、これから長く続く趣味の入り口になるかもしれません。

よくある質問

Q. 60代からピアノを始めても上達できますか?
A. できます。ピアノを始めるのに年齢の決まりはなく、初心者向けのレッスンでは楽譜の読み方や指の使い方を基礎から教えてもらえます。速く弾くことより無理なく正確に弾くことを優先し、自分のペースで少しずつ進めることが上達につながります。
Q. 60代の練習時間はどのくらいが目安ですか?
A. まずは1日10〜15分程度から始めるのがおすすめです。音階などの指の練習、レッスンの復習、好きな曲の3つに5分ずつ分ける方法もあります。長時間の練習より、短時間でも継続して鍵盤に触れる習慣を作ることが大切です。
Q. 60代のレッスン頻度は週1回と月2回どちらがいいですか?
A. 自分のペースでゆっくり楽しみたい方には、予定を調整しやすく自宅練習の時間も取りやすい月2回が向いています。毎週見てもらいたい方や練習の習慣を作りたい方には週1回も選択肢です。無理なく通い続けられる頻度を選びましょう。